診療科について
血管外科
概要
担当医師
診療内容
設備
センター・病棟
専門外来
当診療科について

血管外科とは、血管病変の手術的治療を扱う診療科です。
動脈、静脈の疾患に対応し、糖尿病や閉塞動脈硬化の合併症による足潰瘍や下肢の腫脹(浮腫)などの治療にも積極的に取り組んでいます。
主な対象疾患

主な疾患は
動脈硬化による血管病変の胸部大動脈瘤、急性大動脈解離、腹部大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、急性動脈閉塞性、深部静脈血栓症(肺塞栓症)、下肢静脈瘤、リンパ浮腫など

外来担当医

血管外科

(2019年4月2日更新)

診察時間
午前
1
2
3

石原 健次 (9:00〜12:00)

4
5
6

石原 健次 (9:00〜12:00)

午後

石原 健次 (14:00〜16:30)

午前
8
9
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石原 健次 (9:00〜12:00)

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石原 健次 (9:00〜12:00)

午後

石原 健次 (14:00〜16:30)

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石原 健次 (9:00〜12:00)

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石原 健次 (9:00〜12:00)

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石原 健次 (14:00〜16:30)

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石原 健次 (9:00〜12:00)

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石原 健次 (9:00〜12:00)

午後

石原 健次 (14:00〜16:30)

午前
29
30
午後

※●:非常勤
※診療時間・担当医師は、急患搬入時・学会出張など医師の都合により予告なく変更される場合があります、ご了承ください。
※詳しくは、お電話・窓口までお問い合わせください。

担当医師一覧
副院長 石原 健次

担当科
血管外科・外科・総合外来

石原 健次
ISHIHARA KENJI
副院長
下肢静脈瘤
下肢静脈瘤について
体の中には、動脈と静脈の2本の血管があります。静脈は、心臓にもどる(向かって流れる)血管です。
足の静脈は、心臓に向かうために重力に逆らって下から上に流れていきます。この時、足のふくらはぎの筋肉がポンプの作用をし、静脈弁が逆流を防ぎます。
ところが、この静脈弁が壊れてしまうと、血管のしまりが悪くなり、血液が逆流してしまい血管内に貯まってしまいます。
この状態が下肢静脈瘤という病気です。立ち仕事の多い方がなりやすい病気です。
静脈瘤は太さにより、次の4つの種類に分類されます。
静脈瘤ができやすい条件

静脈瘤ができやすい条件(危険因子)としては下表にあげたものがあります。
まとめてみると、お母さんや姉妹に静脈瘤がある女性にできやすく、妊娠をきっかけに静脈瘤ができ、立ち仕事に従事したり、年齢が進むにつれて病状が進行するといえます。

施術時間が短い

女性に多い

日帰り可能

年齢とともに静脈瘤の頻度は
増加する

傷口が目立たない

親や姉妹に静脈瘤にある人に
起こりやすい

体に与えるダメージが極めて少ない

妊娠、分娩をきっかけにして静脈瘤ができやすい。
とくに2度目以降の妊娠でできる人が多い。

日常生活への復帰が早い

立ち仕事(美容師、調理師、店員など)に
従事する人に多く、また進行しやすい。

症状について

このような症状はありませんか?

足の血管がボコボコ、クネクネと浮き出ている

足がだるい、疲れやすい

足が重い、痛い

足がほてる(熱感がある)、かゆい

寝ている時に足がつる

こむら返りで目が覚める

これが進行すると色素沈着や潰瘍の原因となります。
かかりつけ医の先生が、いらっしゃる場合は、まずはかかりつけ医の先生にご相談されるといいと思います。

検査(診断方法)について

下肢静脈瘤の診療は、血管外科で行います。診断については、まず医師が症状や足の状態を確認し、次に見た目では分からない足の静脈の状態を超音波検査やCTで検査していきます。超音波検査もCT検査も痛みはありません。また造影剤などのお薬も使用しません。 これらの検査で、正確にどこからどこまで治療すればいいのか? どの治療法が適しているかなどを判断しますので、重要かつ必須の検査となります。検査結果を見ながら、最終的に患者さんと相談しながら治療方法を決めていきます。

治療方法について

下肢静脈瘤は治療ができます。また病気でもありますので、保険診療の適応となります。治療方法もいくつかあり、患者さんお一人お一人の症状や状態、ご希望に合わせて決定します。

血管内治療
(レーザー治療、ラジオ波治療)

血管の中に細い管を入れ、静脈を焼いてつぶしていきます。治療する血管の状態で、レーザー波で治療するか、ラジオ波で治療するかが決まります。この治療は、針孔だけで済み、皮膚を切らずに治療ができるため、日帰りが可能です。ただし、翌日に検査を行いますので来院が必要となります。入院での治療も可能ですのでご相談ください。また手術には必ず麻酔科医が立ち会います。安心して手術を受けることができます。


ストリッピング手術

足の付け根と膝の内側の2ケ所を切って、静脈の中に細い針金(ワイヤー)を入れてワイヤーごと静脈を抜き去る手術です。入院で行います。また手術には必ず麻酔科医が立ち会います。安心して手術を受けることができます。

瘤切除術

レーザーで血管を焼いてつぶした後に、コブ(瘤)を切って取り除く手術です。

硬化療法

下肢の静脈瘤に薬を注射して固めてしまう治療です。固めて硬くなった静脈は、半年ぐらいで吸収され消えてしまいます。この治療法は、当院では実施しておりません。手術より硬化療法が適応する患者さんには、硬化療法の実績のある医療機関をご紹介いたします。

保存療法

手術や薬などを使用しない治療法です。弾性(着圧)ストッキングを着用しますが、根本的な治療ではありません。弾性(着圧)ストッキングの正しい着用の仕方など指導いたします。※ストッキングは保険適応外となります。
保存療法

医療用の弾性ストッキングや弾性包帯は、足に適度な圧力を与えることで下肢に余分な血液が溜まることを予防し、下肢の深部にある静脈(深部静脈という下肢静脈の本幹)への流れを助けます。
この圧迫療法はあくまでも進行防止・現状維持が目的で、下肢静脈瘤そのものが治るわけではありませんが、下肢静脈瘤の治療上とても重要です。

弾性ストッキングとは

弾性ストッキングは、普通のストッキングと異なる特別な編み方で、足を外側から強く圧迫するように作られています。足首からふとももにかけて段階的に圧迫圧が弱くなるように設計されているストッキングです。

弾性ストッキングの種類

圧迫圧の強さのほか、形状(ハイソックス・ストッキング・パンティーストッキング)やサイズもさまざまなものがあります。相談の上で患者さんにあった種類を選びます。

ストッキングの履き方

ストッキングの中に手を入れます。
※指先の肌荒れや伸びた爪で伝線する場合がありますので、お取り扱いには十分ご注意ください。

かかと部分を軽くつまみストッキングを裏返しします。

かかとをつまんだまま、完全にストッキングを裏返した(ひっくり返した)状態にします。

裏返したストッキングにつま先~かかとをいれます。

ゆっくり引き上げていきます。
半円を描くように手を動かすと引き上げやすくなります。
なるべくストッキンがかたまらないよう、少しずつたくしあげると、はきやすくなります。

足首や膝、太ももの周辺にしわができていないか確認してください。
※膝下や太もも部分を折り返して使用しないでください。

日帰り手術センター
「足のボコボコでお悩みの方」
レーザー治療・ラジオ波治療なら日帰り手術ですぐに治療できます!
石原医師による解説ムービー
身体に優しいレーザー治療・ラジオ波治療
下肢静脈瘤の治療方法はいくつかありますが、ここで紹介する「レーザー治療・ラジオ波治療(※1)」は、血管の中に細い管を入れ、静脈を焼いてつぶす治療方法です。
この治療の最も良い点は、一言でいうと、身体に優しい治療という点です。傷口は針孔だけで済み、皮膚を切らずに治療ができるため、日帰りも可能です(※2)。
また手術には必ず麻酔科医が立ち会いますので安心して手術を受けることができます。

※1 治療する血管の状態で、レーザー波で治療するか、ラジオ波で治療するかが決まります。
※2 翌日に検査を行いますので来院が必要となります。また、入院での治療も可能ですのでご相談ください。

メリット

施術時間が短い

日帰り可能

傷口が目立たない

体に与えるダメージが極めて少ない

日常生活への復帰が早い

当院の下肢静脈瘤(血管内)治療には2つの選択肢があります。
担当医の判断のもと、患者さんと相談しながら症状に合わせた
最適な治療方法を選択します。
当院でのレーザー治療・ラジオ波治療は、
承認された治療機器で行いますので、
健康保険が適応されます。
当院は各専門分野の医師・看護師によるチーム医療を実施しています。
下肢静脈瘤レーザー治療・ラジオ波治療には、必ず麻酔科医が立ち会いますので、安心して手術を受けて頂けます。
当院は日帰り手術も可能ですが、
遠方からお越しの方のため、1泊入院の準備もしております。
九州での手術実績 No.1(平成26年度)
九州内では最も多くの手術件数を誇ります。
平成26年度の下肢静脈瘤レーザー治療・ラジオ波治療の手術件数は544件。これは九州内で最も多い数字です。小郡地区以外からも、九州各地より多くの患者さんに手術を受けて頂いています。
治療内容

下肢静脈瘤レーザー治療・ラジオ波治療は、下肢静脈瘤の原因となっている静脈にわずか1mm程度の細い管を挿入し、レーザー・ラジオ波照射を行い静脈を閉鎖する治療です。この治療は、切開して静脈を取り除くストリッピング手術とは異なり、通常は1ヶ所から針を刺して治療をするので、体への負担が少なく、痛みや出血が少ない「低侵襲治療」となっています。治療自体は30分~40分程度の短時間で行えます。

当院では麻酔科医立ち会いのもとTLAという局部麻酔下で行うため、入院せずに日帰り手術ができます。手術後すぐに歩け、食事、飲水も可能で、日常生活にすぐに戻れます。シャワー浴は翌日からできます。

また、細い管の挿入部の傷のみ(2mm)なので、傷跡が目立ちません。

なお、治療後1~3日以内、1~3ヶ月以内に外来受診(下肢静脈超音波検査)が必要です。また、治療後は弾性ストッキング(実費)の着用が必須です。

手術する部位をマークします。

静脈にわずか1ミリ程度の細い管を挿入します。

レーザー照射を行い、静脈を閉鎖します。

静脈瘤外来のご案内

足の血管が、ボコボコと浮き出したり、むくんだり、つったり、痛み、
また色が変わったりなどの症状はありませんか?

下肢静脈瘤の疑いのある方は、ぜひ一度診察を受けてください。

担当医
石原 健次 Kenji Ishihara
診療日・時間
月・水(午前・午後)
診療科
血管外科
かかりつけ医のある方は、主治医にご相談された上、紹介状を持ってご来院ください。
よくある質問 Q&A
緩和ケアについて
緩和ケアとはなんですか?

緩和ケアとは、生命を脅かす疾病を起因としたさまざまな問題を抱える患者さんと家族に対して、より良い生活ができるように関わっていくアプローチのことです。体の問題、心や社会的な問題を早くから気づいて関わり合いをもち幅広い対応をしていくことで、患者さんと家族が自分らしく過ごすことを大切にしていく活動です。日本ではがん患者に対してのアプローチがメインになりがちですが、非がんの命に関わるような疾病や病状に対しても必要とされるものです。

病院から「ホスピスか緩和ケアを探してください」と言われました。どうしたらよいですか?

治療をしていただいている医師から十分な説明を受けて、ご自身で納得することが大切です。その上で具体的に在宅療養や緩和ケア病棟を探す時には、病院の相談室やソーシャルワーカー、またはがん診療連携拠点病院の相談支援センターで相談を受けてもらえます。お近くの方でしたら当院の相談窓口に連絡いただければ対応します。

なるべく自宅で過ごしたいと考えています。どのようにすればいいですか?

患者さんの生活の場として自宅に勝るものはありません。なるべく自宅で過ごしていただくために、当院の緩和ケア外来をはじめ、訪問看護、往診してくださる先生への紹介、介護保険の申請、そのほか在宅酸素や症状コントロールのための薬の調整などを行っていきます。自宅での生活が難しいと思われる時期になりましたら、入院をお受けして引き続き療養をしていただくことが可能です。

緩和ケア外来について
緩和ケア外来を受診するにはどうしたらよいですか?

緩和ケア外来は予約制です。お電話いただけると担当者が対応します。
相談窓口:0942-72-2236

緩和ケア外来を受診するためにはがんの告知が必要ですか?

当病棟では患者さんが自分の体の状態を知っておくことが望ましいと考えています。具体的な病名や細かい病状については様々な事情があることと思いますので、一度相談をしていただくようお勧めします。

緩和ケア外来にきたら他の先生には通院できないんですか?

かかりつけの先生や治療医の先生への通院は可能です。症状が落ち着いていましたら、定期通院はかかりつけの先生でしていただく対応をお勧めすることもあります。

家にいても痛みの治療はできますか?

ご自宅での生活を続けながらでも、痛みの治療はほとんど病院と同じようにできます。その人の状態に合わせてのお薬の形(飲み薬や座薬、貼り薬や注射薬)を選択します。病状によっては入院での症状コントロールをお勧めすることがあります。

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