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実績
主な疾患は
動脈硬化による血管病変の胸部大動脈瘤、急性大動脈解離、腹部大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、急性動脈閉塞性、深部静脈血栓症(肺塞栓症)、下肢静脈瘤、リンパ浮腫など
血管外科
(2022年7月26日更新)
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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石原 健次 (9:00〜12:00) |
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石原 健次 (14:00〜16:30) |
石原 健次 (14:00〜16:30) |
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石原 健次 (14:00〜16:30) |
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石原 健次 (14:00〜16:30) |
石原 健次 (14:00〜16:30) |
※●:非常勤
※診療時間・担当医師は、急患搬入時・学会出張など医師の都合により予告なく変更される場合があります、ご了承ください。
※詳しくは、お電話・窓口までお問い合わせください。
静脈瘤ができやすい条件(危険因子)としては下表にあげたものがあります。
まとめてみると、お母さんや姉妹に静脈瘤がある女性にできやすく、妊娠をきっかけに静脈瘤ができ、立ち仕事に従事したり、年齢が進むにつれて病状が進行するといえます。
施術時間が短い
女性に多い
日帰り可能
年齢とともに静脈瘤の頻度は
増加する
傷口が目立たない
親や姉妹に静脈瘤にある人に
起こりやすい
体に与えるダメージが極めて少ない
妊娠、分娩をきっかけにして静脈瘤ができやすい。
とくに2度目以降の妊娠でできる人が多い。
日常生活への復帰が早い
立ち仕事(美容師、調理師、店員など)に
従事する人に多く、また進行しやすい。
このような症状はありませんか?
足の血管がボコボコ、クネクネと浮き出ている
足がだるい、疲れやすい
足が重い、痛い
足がほてる(熱感がある)、かゆい
寝ている時に足がつる
こむら返りで目が覚める
これが進行すると色素沈着や潰瘍の原因となります。
かかりつけ医の先生が、いらっしゃる場合は、まずはかかりつけ医の先生にご相談されるといいと思います。
下肢静脈瘤の診療は、血管外科で行います。診断については、まず医師が症状や足の状態を確認し、次に見た目では分からない足の静脈の状態を超音波検査やCTで検査していきます。超音波検査もCT検査も痛みはありません。また造影剤などのお薬も使用しません。 これらの検査で、正確にどこからどこまで治療すればいいのか? どの治療法が適しているかなどを判断しますので、重要かつ必須の検査となります。検査結果を見ながら、最終的に患者さんと相談しながら治療方法を決めていきます。
下肢静脈瘤は治療ができます。また病気でもありますので、保険診療の適応となります。治療方法もいくつかあり、患者さんお一人お一人の症状や状態、ご希望に合わせて決定します。
血管内治療
(レーザー治療、ラジオ波治療)
ストリッピング手術
瘤切除術
硬化療法
保存療法
医療用の弾性ストッキングや弾性包帯は、足に適度な圧力を与えることで下肢に余分な血液が溜まることを予防し、下肢の深部にある静脈(深部静脈という下肢静脈の本幹)への流れを助けます。
この圧迫療法はあくまでも進行防止・現状維持が目的で、下肢静脈瘤そのものが治るわけではありませんが、下肢静脈瘤の治療上とても重要です。
弾性ストッキングは、普通のストッキングと異なる特別な編み方で、足を外側から強く圧迫するように作られています。足首からふとももにかけて段階的に圧迫圧が弱くなるように設計されているストッキングです。
圧迫圧の強さのほか、形状(ハイソックス・ストッキング・パンティーストッキング)やサイズもさまざまなものがあります。相談の上で患者さんにあった種類を選びます。
ストッキングの中に手を入れます。
※指先の肌荒れや伸びた爪で伝線する場合がありますので、お取り扱いには十分ご注意ください。
かかと部分を軽くつまみストッキングを裏返しします。
かかとをつまんだまま、完全にストッキングを裏返した(ひっくり返した)状態にします。
裏返したストッキングにつま先~かかとをいれます。
ゆっくり引き上げていきます。
半円を描くように手を動かすと引き上げやすくなります。
なるべくストッキンがかたまらないよう、少しずつたくしあげると、はきやすくなります。
足首や膝、太ももの周辺にしわができていないか確認してください。
※膝下や太もも部分を折り返して使用しないでください。
※1 治療する血管の状態で、レーザー波で治療するか、ラジオ波で治療するかが決まります。
※2 翌日に検査を行いますので来院が必要となります。また、入院での治療も可能ですのでご相談ください。
施術時間が短い
日帰り可能
傷口が目立たない
体に与えるダメージが極めて少ない
日常生活への復帰が早い
下肢静脈瘤レーザー治療・ラジオ波治療は、下肢静脈瘤の原因となっている静脈にわずか1mm程度の細い管を挿入し、レーザー・ラジオ波照射を行い静脈を閉鎖する治療です。この治療は、切開して静脈を取り除くストリッピング手術とは異なり、通常は1ヶ所から針を刺して治療をするので、体への負担が少なく、痛みや出血が少ない「低侵襲治療」となっています。治療自体は30分~40分程度の短時間で行えます。
当院では麻酔科医立ち会いのもとTLAという局部麻酔下で行うため、入院せずに日帰り手術ができます。手術後すぐに歩け、食事、飲水も可能で、日常生活にすぐに戻れます。シャワー浴は翌日からできます。
また、細い管の挿入部の傷のみ(2mm)なので、傷跡が目立ちません。
なお、治療後1~3日以内、1~3ヶ月以内に外来受診(下肢静脈超音波検査)が必要です。また、治療後は弾性ストッキング(実費)の着用が必須です。
手術する部位をマークします。
静脈にわずか1ミリ程度の細い管を挿入します。
レーザー照射を行い、静脈を閉鎖します。
足の血管が、ボコボコと浮き出したり、むくんだり、つったり、痛み、
また色が変わったりなどの症状はありませんか?
下肢静脈瘤の疑いのある方は、ぜひ一度診察を受けてください。
緩和ケアとは、生命を脅かす疾病を起因としたさまざまな問題を抱える患者さんと家族に対して、より良い生活ができるように関わっていくアプローチのことです。体の問題、心や社会的な問題を早くから気づいて関わり合いをもち幅広い対応をしていくことで、患者さんと家族が自分らしく過ごすことを大切にしていく活動です。日本ではがん患者に対してのアプローチがメインになりがちですが、非がんの命に関わるような疾病や病状に対しても必要とされるものです。
治療をしていただいている医師から十分な説明を受けて、ご自身で納得することが大切です。その上で具体的に在宅療養や緩和ケア病棟を探す時には、病院の相談室やソーシャルワーカー、またはがん診療連携拠点病院の相談支援センターで相談を受けてもらえます。お近くの方でしたら当院の相談窓口に連絡いただければ対応します。
患者さんの生活の場として自宅に勝るものはありません。なるべく自宅で過ごしていただくために、当院の緩和ケア外来をはじめ、訪問看護、往診してくださる先生への紹介、介護保険の申請、そのほか在宅酸素や症状コントロールのための薬の調整などを行っていきます。自宅での生活が難しいと思われる時期になりましたら、入院をお受けして引き続き療養をしていただくことが可能です。
緩和ケア外来は予約制です。お電話いただけると担当者が対応します。
相談窓口:0942-72-2236
当病棟では患者さんが自分の体の状態を知っておくことが望ましいと考えています。具体的な病名や細かい病状については様々な事情があることと思いますので、一度相談をしていただくようお勧めします。
かかりつけの先生や治療医の先生への通院は可能です。症状が落ち着いていましたら、定期通院はかかりつけの先生でしていただく対応をお勧めすることもあります。
ご自宅での生活を続けながらでも、痛みの治療はほとんど病院と同じようにできます。その人の状態に合わせてのお薬の形(飲み薬や座薬、貼り薬や注射薬)を選択します。病状によっては入院での症状コントロールをお勧めすることがあります。